LabBase(ラボベース)とは?特徴や料金、導入事例を紹介!

LabBase(ラボベース)とは?特徴や料金、導入事例を紹介!

採用活動において、優れた人材を効率的に見つけるための手段として注目されているダイレクトリクルーティング。その中でも LabBase は、理系学生をターゲットにした人材データベースとして、多くの企業から支持されています。しかし、利用を検討する際に気になるのはやはり『料金』の部分。

この記事では、LabBaseの料金体系や導入のメリット、注意点についてわかりやすく解説します。採用活動をさらに強化したい企業の皆さまは、ぜひ参考にしてください!

監修者情報

監修者用
株式会社uloqo
関川 懸介
アドテクノロジーベンダー、リクルートグループを経て、2016年4月株式会社uloqoを創業。採用企画・採用広報・ダイレクトリクルーティング・組織開発・人事評価制度策定などを通じて、大手からスタートアップまで幅広く累計300社以上を支援。詳しいプロフィールはこちら

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目次

LabBaseとは

LabBase(ラボベース) とは、理系学生に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。特に、研究室に所属する学生や理系分野でのキャリアを志望する学生を対象に、企業が直接アプローチできる仕組みを提供しています。

■ダイレクトリクルーティングについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
ダイレクトリクルーティングとは?最新サービス比較や費用相場も紹介!

LabBaseの特徴・強み

LabBaseの特徴・強みは以下6つあります。
LabBaseの特徴・強み
それぞれについて詳しく解説します。

理系学生に特化したデータベースである

LabBaseは、研究室に所属する理系学生のデータを集約したプラットフォームです。学生が自身の研究内容、スキル、興味のある分野をプロフィールとして登録しており、企業はこれをもとにターゲットとなる学生を見つけられます。

ダイレクトリクルーティング機能がある

企業が学生のプロフィールを検索し、直接スカウトメッセージを送ることができます。通常の採用手法よりも効率的に優秀な人材とつながることが可能です。

採用活動をオンラインで完結できる

プロフィールの検索、スカウトメッセージの送信、選考プロセスの管理など、採用の多くのプロセスがオンラインで完結します。コスト削減や効率化が図れます。

多様な業界で活用されている

LabBaseは、製造業やIT企業、研究開発型の企業など、さまざまな業界で利用されています。特に、専門性が求められる分野での採用活動に強みがあります。

学外活動の情報が充実している

学外活動やインターン経験、参加したプロジェクトなど、研究以外の実績も記載されているため、学生の多面的な能力を把握できます。

イベントなどを定期的に開催している

LabBaseは、逆求人型イベントやオンラインセミナーなども開催しており、企業が学生と直接交流できる場を提供しています。

LabBaseの料金体系

LabBaseの料金体系は以下4つあります。

  • 自社完結プラン
  • トライアルプラン
  • 少人数採用プラン
  • 大量採用プラン
  • スタンダードプラン

それぞれについて詳しく解説します。

自社完結プラン

自社で採用活動を完結させたい企業向けのプランです。採用業務をすべて内部で行いたい場合に最適で、LabBaseのプラットフォームを活用して自由に求人を掲載したり、学生と直接やり取りを行うことができます。

トライアルプラン

まずはLabBaseを試してみたい企業向けのプランで、期間限定でサービスを体験できる内容です。採用の流れを把握するための導入プランとして利用されます。

少人数採用プラン

少数の優秀な人材を採用したい企業向けのプランです。大量に採用する必要がない場合に最適で、ピンポイントでターゲット層を狙った採用が可能です。

大量採用プラン

大規模な採用活動を行いたい企業向けのプランです。多くの人材を効率的に採用するために、スカウトや応募者対応をサポートする機能が強化されています。

スタンダードプラン

標準的なプランで、一般的な採用ニーズに対応しています。企業の規模や採用人数に合わせて柔軟に利用できます。

LabBaseのメリット・デメリット

LabBaseにはメリットだけでなくて、デメリットもあります。
LabBaseのメリット・デメリット

4つのメリット

まずはメリットについて詳しく解説します。

  • 質の高いマッチングができる
  • 学生の多面的な情報を把握できる
  • 理系学生との早期接点を構築できる
  • 採用効率と成果の向上に繋がる

それぞれについて詳しく解説します。

質の高いマッチングができる

学生が研究内容やスキル、将来のキャリア目標を詳細にプロフィールに記載しているため、企業のニーズに合った人材とのマッチング精度が高まります。

学生の多面的な情報を把握できる

LabBaseの学生プロフィールには、研究内容だけでなく、参加プロジェクトや使用技術、学外活動なども記載されており、多面的なスキルや特性を把握できます。

理系学生との早期接点を構築できる

多くの理系学生が就職活動を本格化する前に登録しているため、企業が早期にアプローチすることで、競合より有利な採用活動が可能です。

採用効率と成果の向上に繋がる

ターゲット層を絞り込むことで無駄な工数が減り、採用活動全体の効率と成果を向上させられます。短期間での採用成功事例も多く、コストパフォーマンスが高い点も魅力です。

4つのデメリット

デメリットは以下4つあります。

  • 利用コストがかかる
  • ターゲットが限定されている
  • スカウトの手間がかかる
  • 導入・運用にノウハウが必要である

それぞれについて詳しく解説します。

利用コストがかかる

LabBaseは高度なサービスを提供しているため、利用には一定の費用がかかります。
特に中小企業やスタートアップにとっては、コストが負担になる場合があります。導入前に自社の採用予算と費用対効果を十分に検討する必要があります。

ターゲットが限定されている

LabBaseの主な対象は、理系学生や研究分野に特化した人材です。文系職種や汎用的なスキルを求める場合には適さない可能性があります。そのため、すべての採用ニーズをカバーできるわけではありません。

スカウトの手間がかかる

ダイレクトリクルーティングでは、企業が学生のプロフィールを確認し、一人ひとりに適したスカウトメッセージを送る必要があります。このため、リソースが限られている企業にとっては、対応が負担になる場合があります。

導入・運用にノウハウが必要

効果的に活用するためには、LabBaseの機能を理解し、適切な検索条件の設定やメッセージ内容の作成が求められます。十分なノウハウがない場合、期待した成果を得られない可能性があります。

LabBaseの利用に向いている企業

LabBaseの利用に向いている企業の特徴は以下5つあります。
LabBaseの利用に向いている企業5つ
それぞれについて詳しく解説します。

理系人材を求める企業

LabBaseは、研究室所属の理系学生や、技術分野に強みを持つ学生をターゲットにしたプラットフォームです。

例: 製造業、IT企業、バイオ・化学関連企業、研究開発型スタートアップなど。

専門性の高いスキルを持つ人材を必要とする企業

特定の技術や研究分野に特化した人材を探している企業に適しています。labbaseでは、学生の研究テーマやスキルが詳細に記載されているため、ピンポイントで適切な人材を見つけることが可能です。

例: AIやデータサイエンス、ロボティクス、材料工学などの専門分野で人材を探している企業。

新卒採用に注力している企業

新卒採用において、特に研究分野や技術スキルを重視する企業に向いています。学生が学んできた知識や技術を基に、早期に活躍できる人材を発掘できます。

採用リソースを持つ企業

LabBaseのダイレクトリクルーティングは、ターゲット学生へのスカウトや選考プロセスの管理が必要なため、一定の人員や時間を割ける企業に適しています。
ただ、少人数でも効率よく進めるためのサポート機能も充実しています。

研究開発型のポジションを多く持つ企業

研究職や技術職など、高度な専門性を要するポジションでの採用を行う企業にとっては、LabBaseのデータベースが非常に有益です。

labbaseを導入する際の6ステップ

LabBaseを導入する際には以下の6つのステップがあります。
LabBaseを導入する際の6ステップ
それぞれについて詳しく解説します。

1. 資料請求・サービス確認

LabBase公式サイトから資料請求を行い、料金体系や機能を確認。自社の採用ニーズと合致するか検討します。

2. 問い合わせ・デモ依頼

問い合わせフォームで連絡し、デモを通じて具体的な活用イメージを把握します。

3. プラン選定・契約

利用可能なプランを比較し、自社の規模やニーズに適したプランを選択。契約手続きを進めます。

4. アカウント発行・初期設定

アカウント発行後、自社情報やターゲット設定を登録。採用活動をスタートする準備を整えます。

5. 採用活動開始

学生を検索し、スカウトメールを送信。効果を分析しながら活動を進めます。

6. 成果の振り返りと改善

活動データを定期的に確認し、改善を繰り返すことで採用成果を高めます。

LabBaseを活用するポイント6つ

LabBaseを活用するためのポイントは以下6つあります。
LabBaseを活用するポイント6つ
それぞれについて詳しく解説します。

ターゲットを明確に設定する

LabBaseには多くの理系学生が登録しているため、採用したい人材の条件を具体的に決めておくことが重要です。

設定例:必要な研究分野(AI、バイオ、材料工学など)、求めるスキル、学年(学部生・修士・博士)など。

学生プロフィールを活用する

LabBaseでは、学生の研究テーマや使用技術、志向性などの詳細な情報を閲覧できます。

これらを活用して、ターゲット学生に最適なアプローチを行うことで、スカウトメールの返信率を向上させられます。

■採用ペルソナについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
【簡単7ステップ】採用ペルソナとは?作り方やフォーマット、活用事例も紹介!

魅力的なスカウトメッセージを作成する

スカウトメッセージの内容は、返信率に大きく影響します。以下のポイントを押さえたメッセージを作成しましょう。

  • 学生の研究内容やプロフィールに触れ、具体的な共感や興味を示す
  • 自社の魅力や具体的なポジションの提案をわかりやすく伝える
  • 学生に行動を促す(面談への招待など)
■スカウトメールの書き方について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
【例文解説】 スカウトメール書き方ガイド 効果を上げるコツを紹介!

データを活用して改善する

LabBaseの管理画面では、スカウトメールの送信履歴や学生の反応率などのデータが閲覧可能です。これらを分析し、効果的なスカウト方法を見つけましょう。

例: メールの内容を改善したり、ターゲット層を調整する。

イベントを活用する

LabBaseが主催する逆求人イベントやオンラインセミナーは、学生に直接アピールできる貴重な場です。積極的に参加して、自社の魅力を伝えましょう。

他の採用手法と組み合わせる

LabBase単独ではリーチできない学生や、対面でのコミュニケーションを重視する採用活動と組み合わせることで、採用の幅を広げられます。

■採用手法のトレンドについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
採用手法の多様化してる?トレンドやメリット、課題を徹底解説!

【3選】LabBaseの成功企業の事例

LabBaseを導入して成功した企業の事例を3選紹介します。

ウイングアーク1st株式会社

ウイングアーク1st株式会社が抱えていた課題は主に3つです。まず、エンジニア採用チャネルの多様化が必要でした。従来の人材紹介会社に頼る方法では、優秀な人材を確保するのが難しくなっていました。次に、自社の採用力強化が求められ、より効率的な採用体制を整える必要がありました。最後に、採用プロセスの見直しが必要で、ターゲット層に対してより効果的なアプローチを行うための改善が求められました。

施策

  • ダイレクトリクルーティングの強化: 自社のデータベースを活用し、ターゲット層へのスカウトを強化。スカウト承諾率は61.6%と高く、ターゲット層との接触数は前年の約10倍に増加。
  • 社内巻き込み型採用活動: 開発部門との連携を強化し、インターンシップや自社主催イベントを内製化。エンジニア候補者に実践的な体験を提供。
  • 個別対応の強化: 初回接触時にカジュアル面談を実施し、候補者のキャリアプランに基づいたアトラクト活動を推進。インターンシップやコーディング面談を提供。
  • スカウトメッセージの工夫: 学生の「Will」に基づいたメッセージ作成で、候補者の関心を引きつけた。

導入初年度にエンジニア上位層9名を採用し、前年度比でプログラミング経験者との接触数が10倍に増加。自社採用力の向上にもつながりました。特に、学生の個別ニーズに合わせたスカウトや面談内容に注力し、学生からの評価も高い採用活動を実現しました。

参考:)「人材紹介だけに頼らず自社採用力強化に成功。LabBase就職を導入し、初年度でエンジニア上位層9名獲得!|LabBase就職 導入事例

エーザイ株式会社

エーザイは、医薬品業界の枠を超えたヘルスケア企業へ進化しつつあり、情報系学生の採用に力を入れていました。しかし、情報系学生からの認知度が低く、特にITデジタル職に対する応募が少ないという課題がありました。

施策

  • LabBase就職活用:IT人材をターゲットにして、GitHubや学会論文などが充実した学生を採用。
  • 現場エンジニアの参加:現場のエンジニアが学生のプロフィールを確認し、スカウトの対象を絞り込みました。
  • 個別面談:スカウト後に学生と現場社員が面談し、リアルな仕事の内容を伝えました。
  • 採用目標の共有:採用活動前に現場と目標を共有し、一致した方向で進めました。

エーザイ株式会社は、LabBase就職を活用することで、ITデジタル職やデータアナリスト職に優秀な情報系学生を効率的に採用し、内定承諾率100%を達成しました。

参考:)「現場を巻き込みLabBase就職を有効活用することで活用初年度から5名の内定承諾を達成|LabBase就職 導入事例

株式会社クレハ

株式会社クレハは、化学・素材メーカーとして、特に情報系の新卒採用に苦戦していました。毎年情報系学生の採用に苦しみ、早い段階で他社に流れてしまう優秀な学生をどう獲得するかが課題でした。

施策

  • ターゲット学生の絞り込み:研究に熱心な学生を選び、LabBaseを活用してプロフィールを確認し、スカウト対象を絞った。
  • パーソナライズしたスカウトメール:学生の研究内容を認めて、個別に響くメッセージを送ることで返信率を向上させた。
  • 早期採用活動開始:採用活動を3週間早く開始し、より多くの学生と接触できるようにした。
  • 1dayインターンシップの実施:学生にクレハの業務を体験してもらい、会社理解を深めてもらった。
  • 技術面接:専門家による技術面接で学生の適性を評価した。
  • 社員の協力:実際の社員が面接に関わり、学生にクレハの仕事を理解してもらった。

LabBase就職を導入した結果、ターゲット学生をピンポイントで絞り込み、導入初年度に内定3名を得ることに成功。学生の研究内容や取り組み姿勢を重視し、効率的に優秀な学生を採用できました。
さらに、導入初年度で予想以上の成果を得たクレハは、LabBase就職を活用することで、情報系や獣医学など、これまで採用が難しかった分野の学生を獲得でき、採用活動を早期に終了することに成功しています。

参考:)「「導入初年度の採用は大成功でした。」研究熱心な学生が集まるLabBase就職はクレハにベストマッチ|LabBase就職 導入事例

まとめ

LabBaseは、理系学生の採用に特化したダイレクトリクルーティングツールとして、高い支持を得ています。料金体系は企業の規模や採用ニーズに応じて柔軟に設定されており、初期投資以上の価値をもたらす可能性があります。ただし、導入にあたっては料金だけでなく、自社の採用方針やリソースとの相性も確認することが重要です。

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