サマータイム制

「サマータイム制」とは日の出時刻が早まる時期に時計の時刻を一時間進めるというものです。

サマータイム制度を導入している国

サマータイム制度は主に欧米諸国で導入されており約60ヵ国ほどが導入しています。ただ少しずつ廃止している国が増えており、またヨーロッパではサマータイム廃止法案の準備などが行われています。

サマータイム制度導入によるメリット

サマータイム制度下では日の出ている時間の一時間分を節電しているためかなりの省エネ効果が期待できます。また就業時間が1時間早く終わることから、時間的余裕が生まれ、消費を促すことも期待されます。

日本でサマータイム制度が導入されたことはあったのか

日本では、第二次大戦後の1948年にGHQにより導入されましたが残業時間の増加や、寝不足などの問題が生じ1952年に廃止となりました。

2020年東京オリンピックに向けてサマータイム制を導入する?

東京オリンピック組織委員会の森喜朗会長が安倍首相にサマータイム制度を導入するよう申し入れ、それに対し安倍首相が検討すると対応したため、サマータイム制に再び注目が集まっています。しかし、実際に導入するとなると残業時間が増えるというような問題や、システムの準備や就業規則の改正などのコストが大きく、実際に導入される可能性は低いと考えられます。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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