「大卒求人倍率」とはリクルートワークス研究所が毎年発表する、翌年の大卒者の求人倍率のことです。民間企業への就職を希望する学生1人に対する、企業の求人状況を算出して割り出しています。
第36回ワークス大卒求人倍率調査(2020年卒)の結果
大卒求人倍率は1.83倍となり前年の1.88倍より0.5ポイント下がっています。
また、300人未満企業(中小企業)では8.62倍、5,000人以上では0.42倍となっています。
企業の新卒採用に関する取り組み(1:インターンシップ参加 者からの採用、2:従業員からの紹介、3:新卒扱いの対象拡大(年齢、卒年)、4:外国籍学生の採用)についての調査では、
1.インターンシップ参加者からの採用は58.2%の企業が実施していて、従業員規模が1000人未満の企業では52.4%、1000人以上の企業では71.9%が実施している。
2.従業員からの紹介では全体で37.2%となっており、企業規模1000人未満、1000人以上のどちらも同程度の結果となった。
3.新卒扱いの対象拡大(年齢、卒年)では全体で24.4%、企業規模1000人未満では25.3%、1000人以上では22.1%となった。
4.外国籍学生の採用では全体で23.6%、企業規模1000人未満では16.9%、1000人以上では39.8%となった。
といった結果が出ています。