学習する組織

「学習する組織」とはクリス・アージリスとドナルド・シェーンによって提唱された概念です。「学習と成長に向上心があり、成長のチャンスを与え、自らも学習して進化する組織」のことをいいます。

学習する組織の5要素

(1)自己実現

個人が自らの仕事を創造的に広げていく取り組みのことです。成長のために学習し、持続的に続けることが必要です。

(2)メンタルモデル

個人や企業の根底にあるイメージのことです。奥深いところにあるため外部からは認識ができない部分です。無意識に判断しているものの判断軸と言い換えられます。

(3)共有ビジョン

チーム個人が共有している理想像であり、組織全体の目標です。個人の成長を組織にマッチさせることが大切で同じベクトルで理想に向かう必要があります。

(4)チーム学習

チームのビジョンを共有し、互いに学びあっていくことです。組織で動き、お互いに指摘しあいながら学ぶことで、個人学習以上の成果が見られます。

(5)システムシンキング

非常に複雑化する環境の中で、持続的に全体的にとらえる力が必要で、積極的に個人から組織へ働きかける必要があります。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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