採用活動を円滑に進めるため、会社概要や採用情報を求職者向けに示す「採用ピッチ資料」を公開する企業が増えています。
一方、採用ピッチ資料の作成には時間や労力がかかり、「自社にはリソースが足りない」と悩む担当者様もいるのではないでしょうか。
そのような場合には、採用ピッチ資料作成を代行業者に委託することも可能です。
採用ピッチ資料作成の代行について、
- どのような業務が委託できるのか
- 実際に得られるメリットは?
- 代行業者の比較がしたい
など、さまざまな疑問に答えるべく本記事では、採用ピッチ資料代行について、そのメリットやおすすめ代行業者をご紹介します。
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このような課題を抱えていませんか?
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そもそも採用ピッチ資料とは?
採用ピッチ資料とは、応募者向けの会社説明資料のことです。
ピッチとは「短いプレゼンテーション」を意味し、この資料では応募者が知りたい情報(事業内容、社風、社員、職場環境など)やメッセージを、体系的かつストーリー性を持って伝える採用手法です。
企業サイトに掲載されている一般的な会社紹介資料とは異なり、採用ピッチ資料は応募者をターゲットにしています。
企業サイトは株主や投資家、お客様など様々な方に向けて幅広い内容を公開するのに対し、採用ピッチ資料では、応募者に向けて応募や就職を検討する際に必要な情報を効果的に伝えます。
3つの記載項目
採用ピッチ資料には「会社概要」「組織概要」「採用情報」の3つを記載するのが一般的です。
具体的にどのような情報をどこまで載せると良いのか、以下に解説します。
会社概要
会社概要には、自社の事業内容、これまでの歴史、企業理念などを記載します。
- 事業内容:自社が提供する具体的なサービスや事業内容
- 沿革:創業から現在までの自社の歴史
- MVV(ミッション・ビジョン・バリュー):事業における企業理念
などの項目に分けるとわかりやすいでしょう。
特に3つ目のMVVは、社内で大切にされる理念を伝える重要な情報です。応募者とのミスマッチを防ぐためにも、丁寧に伝えるよう心がけましょう。
事業内容が複数ある場合には、一覧にまとめてその後に詳細を記載するなど、見やすい資料作成を心がけましょう。
組織概要
組織概要では、「どのような人」が「どのような働き方」をしているのかを紹介します。
具体的には、以下のような項目が必要になるでしょう。
- メンバー紹介:社員数、性別・年齢の割合、部署の配属割合・規模などを紹介
- 社風・文化:社内の写真や、イベント、インタビューなどで社風・文化を紹介
- 勤務形態:働き方や業務の進め方について、詳細に説明
- 福利厚生:休暇制度や各種補助、待遇などを具体的な数字とともに説明。
- 評価制度や賞与:評価制度や昇給制度について、他社との比較がしやすいように説明
特に、勤務形態や副利己旺盛、評価制度・賞与については、応募者が企業を比較する上で最も重要となる情報です。
なるべく数字を用いて、業界平均との比較ができるようにするなど、わかりやすく示すと良いでしょう。
一方メンバー紹介や社風については、数字で示すだけではなく、社内の雰囲気が伝わる写真や現場社員へのインタビューなども掲載することで、応募者にターゲットを絞った採用ピッチ資料ならではの情報発信が行えるでしょう。
採用情報
最後に、求職者向けの採用情報を記載します。具体的には以下のような情報を記載すると良いでしょう。
- 求める人材像:どのような志を持った人と働きたいかを示す
- 選考フロー:面接など選考の回数などを説明
- 自社の課題やメッセージ:自社で働きたいという気持ちを後押しする
入社までの過程が明確になることで、求職者の不安や疑問が解消され、応募しやすくなります。
さらに、求める人材像やメッセージを伝えることでミスマッチを防ぎ、効率的な採用につながります。
【事例有】採用ピッチ資料20選|作成フローやメリットもご紹介
採用ピッチ資料の作成を代行に依頼するメリット
採用ピッチ資料の作成を代行業者に委託するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
具体的には以下の3つが挙げられます。
- 他の採用業務にリソースを回せる
- 資料のクオリティが上がる
- 第三者目線で資料を作成できる
それぞれについて詳しく説明します。
他の採用業務にリソースを回せる
採用ピッチ資料には、求職者により具体的なイメージを与えられるように、さまざまな情報を記載します。通常の会社説明資料と比べると、その内容は多岐にわたるでしょう。
そのため、膨大なコンテンツを作成する必要があり、簡易的なものでも完成までに数ヶ月かかることがあります。
プロに作成を依頼すれば、採用戦略構築や面接・選考業務などのコア業務に充てるリソースが増え、採用活動の効果を高めることができます。
資料のクオリティが上がる
採用ピッチ資料は、単に情報を詰め込むだけでは文字数が多くなり、読みにくいものになってしまいます。
ビジュアル面の工夫はもちろん、読んでいる候補者の心理状態を考慮し、ストーリー性を持たせて作成する必要があります。経験豊富なプロに作成を依頼することで、クオリティを高めることができます。
また、プロに依頼をすることで、最近の採用市場のトレンドを踏まえた資料作成が可能でしょう。
第三者目線で資料を作成できる
多くの企業は、自社の強みを理解していると思いがちですが、実際には外部から見た企業の魅力が異なることが少なくありません。
内部の視点だけで制作した資料では、求職者に響くポイントを見落とすリスクがあります。
そのため、第三者に採用ピッチ資料の制作を依頼することで、客観的かつ効果的なコンテンツを作成できます。外部の専門家は、企業の魅力を新たな視点から捉え、求職者により訴求力のある内容を提供することが可能です。
採用ピッチ資料の作成を代行に依頼するデメリット
採用ピッチ資料の作成を代行会社に依頼することによってどのようなデメリットが生じるのでしょうか。主なメリットは3つあります。
- 企業の独自性が出にくい
- 費用が高くなる
- スキルの蓄積が妨げられる
企業の独自性が出にくい
外部業者は企業の内部事情や雰囲気を直接体感していないため、実際にその企業で働く体験や文化を十分に理解できないことがあります。そのため、例えば「社員同士の連携の強さ」や「フラットな組織構造」といった細かいニュアンスが資料に反映されず、単に表面的な情報だけが並んだものになりがちです。結果として、応募者に対して会社の本来の魅力が十分に伝わらず、適合度の高い候補者を惹きつける力が弱まります。また、企業のブランドイメージが損なわれるリスクもあり、代行業者がまとめた資料が実際の企業イメージと乖離してしまうこともあります。
費用が高くなる
採用ピッチ資料は質が求められるため、専門性の高い業者に依頼することが多く、その分料金も高くなります。例えば、通常の依頼であれば数十万円かかるケースもありますが、特別なデザインや表現を求めればさらに費用がかさむことがあります。これは特に予算に制約のある企業にとっては大きな負担になります。また、依頼後に修正が必要な場合、追加料金が発生することもあるため、最初に提示された金額よりも多く支払わざるを得なくなるケースも考えられます。
スキルの蓄積が妨げられる
外部業者に頼ることで、社内で採用に関する資料作成スキルが育たなくなります。例えば、今後同様のピッチ資料を作成する際や、採用以外のプレゼン資料作成が必要になった際に、社内で対応できるスタッフが育っていないと再び外部に依頼しなければならなくなり、長期的なコスト増加につながります。また、社内での試行錯誤を通じたノウハウの蓄積や、自社の価値観やビジョンに基づいた一貫したメッセージを社内で作り上げる機会を失うことにもなり、社内の成長や発展が阻害される可能性があります。
代行業者を選ぶ際の3つの注意点
実際に、採用ピッチ資料作成の代行を依頼する場合には、以下の点に注意して業者を選びましょう。
- 自社と似たケースを対応した事例があるか
- 担当者の経歴や経験が自社に適するか
- コストが妥当であるか
それぞれについて詳しく解説します。
自社と同様のケースを対応した事例があるか
採用規模や業界、職種についての実績や事例がどの程度あるのかを確認するようにしましょう。
それがない場合、当該代行会社にはノウハウが不足している可能性が高いです。対応実績社数や、支援実績例について聞いてみてください。
担当者の経歴や経験が自社に適するか
代行業者が提供するサービスの品質は、実際の資料作成担当者の経歴や経験に依存します。
密なコミュニケーションを取るべき相手になるため、担当者がどのような人物であるかは非常に重要です。
コストが妥当であるか
自社の業界に合った業者かどうかの判断に加え、勿論費用面も重要なポイントになってきます。業者によっては、予算枠に応じた提案を行ってくれる企業もあるので、必要に応じて相談をした方が良いでしょう。
採用ピッチ資料の代行業者5選
採用ピッチ資料の代行業者を5つご紹介します。
- 株式会社uloqo(旧株式会社プロジェクトHRソリューションズ)
- まるごと人事
- bサーチ
- キンコーズ
- AZURITE
株式会社uloqo(旧株式会社プロジェクトHRソリューションズ)
引用元:株式会社uloqo
株式会社uloqo(旧株式会社プロジェクトHRソリューションズ)は、創業8年で延べ500社以上の支援実績を有する採用代行会社です。
創業以来一貫してデジタル領域の採用支援に強みを有し、Sier出身者やソフトウェアベンダー出身者で構成されているのが特徴です。成果に徹底的にコミットし、時として支援範囲を拡大することも厭わないスタンスで、顧客の信頼を獲得しています。
採用ピッチ資料の作成など、採用広報の他にも、採用代行・面接代行・スカウト代行など、採用業務にまつわる幅広いサービスを提供しています。
お問い合わせ先:https://digireka-hr.jp/enjinia_saiyo_lp/
まるごと人事
引用元:まるごと人事
まるごと人事は、370社以上の採用支援経験を活かして、質の高い採用コンテンツを提供しています。人事経験者がチームに加わり、候補者へのアピールポイントを的確に捉え、求職者が求める情報を分かりやすくまとめる点が特徴です。
また、PowerPoint、Googleスライド、Keynoteなど、多様な納品形式を選択でき、ヒアリングから納品まで約1〜2ヶ月で対応可能です。40ページの標準的なピッチ資料から、コンテンツが少ないスタートアップ向けのライトプランまで、幅広いニーズに対応しています。
お問い合わせ先:https://marugotoinc.jp/
bサーチ
引用元:bサーチ
bサーチは、採用に特化した広告代理店としての豊富なノウハウを活かし、アニメーションを含む資料作成代行サービスを提供しています。採用ピッチ資料に限らず、営業資料やプレゼン資料の作成も行い、さまざまなビジネスシーンのニーズに応えています。
このように、bサーチは採用コンテンツのクオリティ向上だけでなく、ビジネス全般にわたる資料の質を高めることができます。
お問い合わせ先:https://www.bsearch.co.jp/
キンコーズ
引用元:キンコーズ
キンコーズは、年間1,000件以上のデザイン制作実績を持ち、500社以上の顧客にサービスを提供している企業です。名刺やポスター、販促POPなどの紙媒体から、チラシやパンフレット、動画制作に至るまで、幅広いニーズに対応しています。
プレゼン資料の構成とデザインにおいて、1スライドあたりの料金は22,000円から始め、既存資料のリデザインには1スライドあたり17,000円から対応しています。
また、オンデマンド印刷の利点を活かし、少部数からの注文にも柔軟に対応しています。高品質なデザインと効率的な制作プロセスにより、キンコーズは採用コンテンツ制作のニーズに応えています。
お問い合わせ先:https://www.kinkos.co.jp/
AZURITE
引用元:AZURITE
AZURITEは、400社以上の採用支援経験を活かし、成功に導くピッチ資料を制作しています。ターゲット層に訴求力のある、短くて魅力的な資料を最短約2ヶ月で提供するスピード感も魅力です。
特に新卒説明会資料においては、学生が求める情報や好みに基づいて制作されます。ライトプランでは、既存資料を基に微調整やデザインのリフレッシュを行い、20ページで30万円から対応可能です。
さらに、スタンダードプランでは、企画からデザインまでのカスタマイズが可能で、30ページで50万円からの価格設定です。採用戦略の強化を目指した資料作成により、イベント後の選考移行率向上に貢献します。
お問い合わせ先:https://azu-rite.co.jp/
まとめ
本記事では、採用ピッチ資料の代行について、そのメリットや代行業者5選を紹介しました。
質が高いピッチ資料を短期間で作成するためには、代行業者の利用も有効です。自社のリソースや求めるサービスに応じて、代行業者への委託を検討してみてはいかがでしょうか?
株式会社uloqo(旧株式会社プロジェクトHRソリューションズ)の採用代行サービスについてはこちら
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⑥エンジニア・データサイエンティスト・デジタルマーケター等、専門職種についてはテクノロジー領域専門のコンサルタントが担当します。