リファレンスチェックサービスのback checkとは?仕組みや料金などをご紹介します!

リファレンスチェックサービスのback checkとは?仕組みや料金などをご紹介します!

こんにちは。digireka!HR編集部です。オンラインで気軽にリファレンスチェックを実施できるサービス「back check」をご存じでしょうか?

今回はback checkの仕組み、特徴や違法性などについて詳しくご紹介します!

back checkとは

ROXX社が提供する「back check」とは、オンラインで完結するリファレンスチェックサービスです。2019年10月にリリースされ、サイバーエージェント株式会社や株式会社メルカリなど大手IT企業を中心に500社以上の企業への導入実績があります。

リファレンスチェックとは、採用候補者の前職での人物像や働きぶりなどを、一緒に働いた第三者から確認することです。通常、書類選考や採用面接の情報だけでは経歴・職歴詐称の可能性があります。また、面接で普段の自分と異なる姿を演じることで、企業とのミスマッチが生じるリスクもあります。そこで、リファレンスチェックによって候補者をスクリーニングすることで、採用のミスマッチを最小化することができます。

リファレンスチェックには、企業が候補者から推薦者を直接紹介してもらう方法と、企業に依頼された外部業者がリファレンスの推薦者を探す方法があります。back checkは後者の方法で、企業のリファレンスチェックを支援するサービスです。

back checkの仕組み

次に、back checkが提供するリファレンスチェックの具体的な利用の流れを紹介します。

①候補者にリファレンスチェックを依頼

企業はback check にログインし、採用候補の方の情報を登録します。登録された採用候補者には、リファレンスチェックをしてもらうための案内がback checkからメールで送信されます。
通常、採用担当者が候補者にリファレンスチェックについて説明し、候補者から同意を取る必要があります。back checkはそうした手続きをオンラインで一括で引き受けています。

②推薦者へリファレンスへの回答を依頼

前職で候補者と働いた経験を持つ第三者を「推薦者」として、候補者のリファレンスチェックを依頼します。候補者がback check上で推薦者の簡単な連絡先情報を入力するだけで簡単に回答を依頼することができます。

③推薦者がリファレンスへ回答

推薦者が依頼された内容にそってリファレンスへ回答します。企業は本人確認書類の提出を指定することもできます。

これでリファレンスチェックは完了します。回答したリファレンスチェックの結果はback check上で確認できます。企業はback checkに登録するだけで、全てオンラインで完結できるのです。

back checkの特徴

オンラインで完結するため低コスト

back checkの最大の特徴は、リファレンスチェックの手続きが全てオンライン上で完結することです。そのため、通常は電話で行われるリファレンスチェックをオンライン記述式で手軽に行うことで、低コストで実施できるようになりました。

従来のリファレンスチェックサービスの単価が1件あたり4~10万円なのに対し、back checkは1カ月定額で使い放題です。プランにもよりますが、1件あたりの金額は従来の1/5〜1/10以下となっています。

適切な偽装対策

オンラインでは、回答する推薦者が偽造や詐称を行う危険性もあるでしょう。back checkでは推薦者に本人確認のための画像認証を行なっており、推薦者本人にしか回答できないシステムになっています。

短期間で高い回答率を実現

back checkでは平均3日、90%以上の回答率でリファレンスチェックを実施することができます。質問は全部で20~30問ほどで所要時間は30分程度であるため、オンラインで気軽にリファレンスチェックを行えます。

back checkの質問内容

リファレンスチェックの質問内容は大きく3つに分類されます。

働きぶりについて

・どれくらいの期間一緒に仕事をしましたか?
・前職でどのような仕事をしていましたか?
・遅刻や欠勤は多くありませんでしたか?

採用候補者の在籍期間や実績などが書類や面接の内容と相違ないか確認を行います。

人物像について

・職場でどのような人でしたか?人間性を含めて教えてください。
・また一緒に働きたいと思いますか?回答に対する理由も教えてください。
・個人とチームどちらで働くことに適していると思いますか?

候補者のコミュニケーション能力や性格など、面接では知ることのできなかった人物像を知ることができます。こうした情報は、採用後のミスマッチの軽減につながります。

仕事能力について

・候補者の長所と短所を教えてください。
・問題解決能力や決断力はありましたか?
・部下がいた場合、部下の教育はできていましたか?

一緒に働いた第三者視点で見た、候補者の長所・短所や仕事上の能力を確認できます。自社で必要なスキルを持ち合わせているのか事前に知ることができます。

リファレンスチェックは違法?back checkは合法なのか

リファレンスチェックは必要な同意を取らないと「個人情報保護法」に抵触して違法になります。そのため、リファレンスチェックを行うためには、候補者や推薦者の情報を取得することと、企業に情報が開示されることについて、事前に候補者本人の同意を取る必要があります。

back checkは導入企業が個人情報保護法に該当しないよう入念に設計されているため、安全にリファレンスチェックを実施することができます。

まとめ

back checkはオンラインでリファレンスチェックを実施できるため、低コストで採用ミスマッチを未然に防ぎ、自社に合う人材を採用できます。ぜひ本記事を参考にして、back checkの活用を検討してみてください。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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