アサーション

「アサーション」とは、自分の意志や意見、要求を、相手を尊重し誰も傷つかないように主張するコミュニケーションスキルの1つです。ビジネスの場において上司や同僚、部下やクライアントと話す機会が多くあると思いますが、どのような立場でも必要とするスキルです。重要なスキルであるためトレーニングや研修を行う企業が増えています。

3つのコミュニケーション方法に大別

(1)アグレッシブ(攻撃的)

自分の考えを第一に考え、相手の主張を無視する傾向のあるタイプです。自分が正しいと思い込んでいる場合が多く、常にマウンティングを取るために叱責をするタイプです。

(2)ノン・アサーシブ(非主張)

相手を意識しすぎ、自分の意見に自信が持てず、主張しないタイプです。周りとトラブルにならないよう、自分を後回しにすることによりそれが思いやることであると信じている人が多いようです。

(3)アサーティブ(攻撃的と非主張の中間)

自分の意見を相手に伝えるが、相手の考えも尊重し、柔軟にお互いの意見を調和させる方法です。意見が食い違った際には相手を無理やり従わせるわけでなく、何も主張しないのでもなくお互いが歩み寄り、お互いの利点や妥協点を考慮した効果的な考えを作り出す方法です。

アサーションの語源

アサーションという言葉はそもそもアメリカでうまれた医療用語で、看護師の間でも広がった用語です。英語では「Assertive」と言い、直訳手しては自己主張というのが本来の意味であり、日本で使われている意味とは違いがあります

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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