Qiita採用とは?エンジニア採用に有効な理由についてご紹介!

Qiita採用とは?エンジニア採用に有効な理由についてご紹介!

こんにちは。digireka!HR編集部です。エンジニア採用のハードルは年々高まりつつあります。様々なサービスが乱立し、レベルの高い求職者の獲得は困難を極めています。人事採用担当者にとっては、採用媒体や採用市場に関する知見は勿論のことながら、技術に対する理解の必要性も高まっています。今日は、企業が難易度の高いエンジニア採用を実現するために、Qiitaを使用した採用について紹介します。

そもそもQiitaとは

Qiita(キータ)は株式会社Incrementsが運営するエンジニアのための技術情報共有サイトです。QiitaはFacebookなどのような相互発信型のSNSに似ていて、エンジニアにとって役に立つ情報をシェアすると同時に他のエンジニアとの交流を深めることができます。

Qiitaではユーザー同士が情報を発信して、別のユーザーがフィードバックをすることで、技術と情報を常に更新しています。全国にいるユーザー同士が質問し合える場所としても使用されています。わからないことがあった時に時間をかけて検索するのではなく、直接質問して解決することで仕事の効率化につながります。

Qiita jobsとは

Qiita採用とは「Qiita Jobs」を使用した採用のことです。Qiitaアカウントを保有していて、求職中のエンジニアが登録しているサービスです。Qiitaにおけるエンジニアの発信データを参考にして求職者を検索し、コンタクトをとることのできる企業向けエンジニア採用支援サービスです。Qiita Jobsは株式会社Increments が2019年4月24日からサービスを開始し、現在も加入企業や開発チームが増加しています。

サービス開始の背景として慢性的なエンジニアの不足が挙げられています。それらを解決するために企業とエンジニアとのマッチングの機会を作るサービスを開始しました。

Qiita jobsの特徴として挙げられるのは企業との接触ではなく、開発チームとの接触に焦点を当てていることです。開発チームと求職者との相性を重視した設計で、求職者は開発チームの所属メンバーや開発中のプロダクトなどの情報を事前に知ることができます。Qiita jobsでは企業や開発チームのプロフィールをエンジニア目線で厳選した項目を埋めて完成させなければならないためです。また求職者も自身の情報や技術をQiita上に開示し、事前にお互い詳細を知ることができます。

Qiita jobsの料金

成果報酬型であり料金は一律です。またランニングコストもかかりません。詳しくは下記の表にまとめました。

雇用形態利用料
正社員/契約社員
(新卒・中途)
100万円
業務委託30万円

当初、業務委託で採用しその後、正社員または契約社員として採用する場合は差額の70万円が必要です。

Qiita jobsを導入するメリット

・求職者とのミスマッチが少ない

Qiita jobsでは採用企業の実際の作業内容やプロダクトを知ることができるため、求職者が求めているものと実際の活動の齟齬は小さくなります。お互いの詳細を理解した上で採用に進むため求職者とのミスマッチは減ります。

・求職者の技術が分かりやすい

Qiitaでの具体的な活動が分かるため、求職者の得意な分野や関心のある技術を知ることができます。またアウトプットの量や質なども実際に確認することができます。

・求職者との接点をカジュアルにできる

チャットリクエスト機能により求職者に対してカジュアルに話しかけられます。チャット形式のためカジュアルさがあり、普段から利用しているQiitaに届くため、声かけに気づきやすくなっています。送信可能回数に制限はなく、社内勉強会の案内や選考の案内も可能になっています。

・求職者のリアルなデータがみられる

求職者の書いた記事を読むことでどのような文章を書くのか、どのような考え方をしているのかということが分かります。転職用に作られたものではなくリアルな活動なデータが見られるのもQiita jobsのメリットです。

Qiita jobsを導入するデメリット

・現場のエンジニアの負担が増える

現場のエンジニアが求職者とのコミュニケーションや求職者の技術力の判断を行うことが多いため採用にかける負担が増えます。

・Qiitaの記事への信用性

Qiitaの記事は編集リクエストが可能であり、複数のユーザーにより記事が書かれている場合があります。誤りの訂正だけでなく、他のユーザーの解釈が混ざっている場合もあるためチェックが必要です。

・企業側への制約がある

募集求人の年収幅は下限の1.5倍程度までと決まっていたり、面接官の半分以上は現場メンバーでなければならないなどの制約があります。

Qiita jobsの導入をおすすめする企業

Qiita jobsを取り入れることをおすすめする企業のポイントはいくつかあります。

・人事担当と現場のエンジニアの距離が近い企業

Qiita jobsは現場のエンジニアが採用に関わり、募集要項なども現場のエンジニアが書く必要があるからです。面接にも現場のエンジニアの出席が必要であり、密な連携が求められます。更に人事と現場の連携を強化することにも役に立つでしょう。

・日ごろからQiitaで積極的に発信しているエンジニアが在籍している企業

Qiitaは求職者だけでなく、多くのエンジニアが登録しており、活発なエンジニア同士の交流が行われています。応募企業にQiitaで積極的に発信しているエンジニアがいる場合、求職者は社内の雰囲気を身近に感じるでしょう。

・様々なエンジニアと接点を持ちたい企業

Qiitaは国内最大級のエンジニアデータプールを活用できるコミュニティサイトであり、多くの求職者と出会える機会があります。一般的な求人媒体では接点が得られない層の求職者と出会うことができるため、様々な層のエンジニアと接点を持ちたい企業におすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はエンジニアのより効率的な採用方法であるQiita jobsとその導入の理由について解説しました。

エンジニアにとって一緒に働く開発チームのことをよく知ることは信頼感につながります。Qiitaの採用を取り入れることによって多くのエンジニアの目に触れ、より相性のいい求職者に出会うことができるのではないでしょうか。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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