つながらない権利

「つながらない権利」とは、労働者が勤務時間外や休日に、仕事に関連するメールや電話への対応を拒否することができる権利のことです。

欧州で進むつながらない権利の法制化

フランスでは2017年、「つながらない権利法」が成立し、従業員50名以上の企業では時間外メールの取扱いについての社内ルールを労使で協議するように義務づけられています。
また、イタリアでも同年に「スマートワーカー」と呼ばれる、働く場所や時間を選ばない労働者を保護するための法律が成立し、「就業時間後のつながらない権利」を雇用契約に明記することが義務づけられています。

日本の動き

日本でも、勤務時間外のメールを禁止する企業が出始めています。ジョンソン・エンド・ジョンソンは、午後10時以降と休日の社内メールのやり取りを原則禁止にしました。また三菱ふそうトラック・バスは、長期休暇中に電子メールを受信拒否・自動削除できるシステムを導入しました。
日本では、つながらない権利の法制化はされていません。しかし勤務時間外にメールや電話に対応することは、当然、時間外労働となり、企業には残業手当の支払い義務が生じます。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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