こんにちは。digireka!HR編集部です。近年、今までにないSNSに特化した採用サービス「Wantedly(ウォンテッドリー)」が注目を集めています。今回は人事・採用担当者様向けにWantedlyの評判、機能、料金プラン、求人の作成方法、利用する上での注意点についてご紹介します。
Wantedly(ウォンテッドリー)とは
Wantedlyは、給料や待遇などの条件ではなく、やりがいや環境で求人者と求職者をマッチングする、新しい形のSNSに特化した採用サービスです。自社の魅力をアピールすることで、仕事を自己実現の場と捉える優秀な若手人材を集めることができるのが特徴です。
年々利用する企業は増えており、ベンチャー企業から大手企業、NPOまで幅広く利用されています。
採用担当者がWantedlyを利用するメリット・評判
(1)気軽に求職者と会える
Wantedlyはサービスの設計上、「応募=まずは話を聞きたい」となっているため、気軽に求職者と会うことができます。
求職者は「話を聞きに行きたい」というボタンをクリックして気軽に応募し、人事は「話を聞きに行きたい」してくれたユーザーのプロフィールを見て、スカウトを送ることができます。
「求人を出したけれどなかなか応募が集まらない」といった悩みを抱えている場合は、Wantedlyを活用することをお勧めします。
(2)20代~30代の若手人材が多い
Wantedlyを利用しているユーザーの70%以上が20~30代であり、意欲溢れる若手人材が多い傾向にあります。これはおそらく、単純にWantedly自体が若い求人サイトであり、SNSやフィード記事など求人サイトとしては新しい要素が多いことが要因であると考えられます。
なるべく若く意欲的な人材を集めたい場合は、Wantedlyを活用するのが最適だといえるでしょう。
(3)コストが計算しやすい
Wantedlyは、成果報酬ではなく月額利用のサービスであるため、採用コストが計算しやすくなっています。
成果報酬のサービスを利用すると、採用した人数によって採用コストが変わってきます。また、採用した人材とのミスマッチが起こるとさらなる採用コストがかかってしまうため、人事が必要以上に慎重になってしまい、本来採用すべき優秀な人材を採用しないというケースも出てくるでしょう。
月額利用のWantedlyの場合、何人採用しても費用は一定であるため、コスト計算がしやすいというメリットがあります。
(4)採用のミスマッチを減らせる
Wantedlyは「仕事へのやりがい」に重きを置いたマッチングを図っているため、どんなメンバーがどんな思いで、どんな事業を作っているのかを、募集項目に詳細に記入する形になっています。求職者は応募する前から会社についてより詳しく知ることができるため、入社前後のイメージギャップによる離職を減らすことにつながります。
採用のミスマッチによる離職を減らしたい場合は、Wantedlyを活用してみてください。
Wantedlyの具体的な機能
求人掲載
Wantedlyの求人には、給与・待遇を掲載することができません。社風やビジョン、共に働く社員を知り、その活動に興味を持った求職者に応募してもらう “共感採用” を目指しています。
そのため、「どんな会社であるか」「どんなメンバーと働くか」など、会社の魅力を打ち出す構成となっており、企業と求職者がお互いを知った上で採用できるため、入社後のミスマッチが起こりにくくなっています。
ダイレクトスカウト機能
Wantedlyでは、会社側から求職者に直接スカウトのメッセージを送ることができます。
希望職種、地域、スキルなど様々な条件で絞り込み検索をしてスカウトを送ることができるため、より自社に合った人材の採用につながるはずです。
フィード(ストーリー)機能
Wantedlyには、ブログ記事を投稿できるフィード機能が搭載されています。
日常の様子やメンバーの紹介、会社のストーリーなど、募集要項では伝わりきらない会社のカルチャーを発信することができます。また、スペースという機能を使えば、書いた記事をジャンル別にまとめることができ、より効率的に情報を伝えることも可能です。
「応援」機能
Wantedlyに掲載されている求人情報には「応援する」ボタンがあり、そのボタンをクリックすることによって、TwitterやFacebookなどのSNSにシェアすることができます。
自分が勤めている企業や自分の知り合いがいる企業の求人情報などをSNSにシェアすることで、応募者が増える可能性が高まります。また、応援を多くされている求人情報は、Wantedly内の「今週のおすすめ」に掲載されることもあり、より応募者の目につきやすくなります。
ミートアップ機能
Wantedly内には、募集要項とは別に「ミートアップ形式で作成する」ボタンがあり、「ミートアップ」と題したエンジニアなど特定職種の人材を集めた勉強会や、オフィスツアーなどのラフな会社説明会の募集を出すことが可能です。
このようなカジュアルなイベントを開催することで、会社に対して何かしらの興味関心を持つ人とつながることができます。
4つの料金プラン
ここでは、4つのプランの料金と利用できる機能をご紹介します。
トライアル
年間契約:無料/月
2年契約:無料/月
ライト
年間契約:4万/月
2年契約:3.5万/月
ベーシック
年間契約:13万/月
2年契約:11万/月
プレミアム
年間契約:17万/月
2年契約:14万/月
参照:)「Wantedly admin」
Wantedlyの使い方(求人作成の流れ)
ここでは、Wantedlyの利用方法、具体的な求人作成の流れをご紹介します。
まず最初に、「募集」から「+新規募集を作成」を選択します。
次に「募集」なのか「ミートアップ」なのかを選択する必要があります。
求人を作成する際には「募集ページを作成」を選択しましょう。
募集ページの作成画面では以下の7つの項目を入力します。
②募集にタイトルをつけてターゲットに呼びかけよう
③カバー写真であなたの会社らしさを伝えよう
④面談を行う場所と募集の特徴を指定しよう
⑤メンバーの顔ぶれを紹介してあなたのチームをアピールしよう
⑥あなたの会社について伝えよう
⑦募集するポジションの詳細を書く
全ての項目を入力し、「募集を公開する」ボタンを押すと内容に関して審査が始まります。その後は、募集管理画面からステータスを確認することができます。
無事審査が通れば「募集中」というステータスに変わります。
Wantedlyを利用する上での注意点・ポイント
ここでは、Wantedlyを利用する上での注意点をご紹介します。
(1)給与や待遇を記載できない
Wantedlyの求人情報には、給与や待遇を記載することができません。
そのため積極的に、「どんな会社であるか」「どんなメンバーと働くか」など、会社の魅力をユーザーに伝えることが重要になります。求人掲載のページやストーリーの中で自社の魅力を発信することが応募者の増加の鍵になってきます。
(2)定期的な募集の更新、継続的なストーリー投稿
Wantedlyでは、求人情報を掲載してからしばらく経つと、SNSのタイムラインと同じように段々と見られなくなっていきます。そのため、定期的に募集要項を更新することが大切になります。
また、継続的にストーリーを投稿して会社の魅力を発信し続けることで、さらにユーザーの目に留まりやすくなります。
(3)運用負担が大きいことに注意
Wantedlyは月額3万円からと、他の転職サイトと比較しても安価な料金で掲載することができます。しかし、定期的な募集要項の更新や継続的なストーリーの投稿など、運用負担が大きいことを忘れてはいけません。
運用負担を考慮せず価格だけで導入を決めたために、効果的な運用ができず、なかなか応募が集まらないといったケースもあります。Wantedlyの場合、一人も採用できなかったとしても月額料金が発生してしまうため、運用コストも考慮した計画的な導入が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は人事・採用担当者向けにWantedlyの評判、機能、料金プラン、求人の作成方法、利用する上での注意点についてご紹介しました。Wantedlyの導入をこれから検討している人事・採用担当者様は是非、参考にしてみてください。
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