嫁ブロック

「嫁ブロック」とは、既婚男性の転職や独立が妻に阻止、反対されることをいいます。

「嫁ブロック」で転職や起業ができない?

エン・ジャパンが実施した調査によると、「嫁ブロック」を経験した人は24%と、4人に1人が転職や起業を止められたことがあるということがわかっています。また、実際に内定を辞退したことがある人は44%となっています。

参照:) 「エン・ジャパン 嫁ブロック実態調査」

「嫁ブロック」の主な理由

「嫁ブロック」される理由として主に挙げられるのが、

(1)年収が下がる
(2)有給休暇の取得率が低い
(3)転職先の企業や業界にあまり良い噂を聞かない
(4)年間休日日数が少ない
(5)福利厚生が良くない

などです。

「嫁ブロック」は夫を救うのか?

エン・ジャパンが実施した調査によると、実際に内定を辞退した人の中の63%が「辞退してよかった」と答えています。主な理由として挙げられたのが、「家族の時間が減る」や「今までと生活リズムが変わることで、同居の家族に迷惑がかかる」などです。

参照:) 「エン・ジャパン 嫁ブロック実態調査」

「嫁ブロック」の対策や突破法

「嫁ブロック」の回避のために男性自身ができることは、

(1)転職・企業するメリットとデメリットをしっかりと提示する
(2)なぜ転職や起業をしたいのかをきちんと説明をする
(3)お金の問題をクリアにする
(4)転職や起業の準備を進める前に相談する

などが挙げられます。 また、企業によっては、内定者の両親や家族を会社に招き懇親会を開くなど、転職者の妻や家族の不安を払拭しようとする努力もされています。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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