ノーレイティング

「ノーレイティング」とは、A、B、Cといった社員のランク付けをやめ、年度単位での社員評価をやめるという人事制度のことです。

アメリカで広がるノーレイティング

2012年頃からアメリカ企業を中心に、年次評価を廃止する企業が増えています。ギャップ、アドビシステムズ、マイクロソフト、GE、アクセンチュアなどの企業がすでにノーレイティングを導入しており、日本でも注目を集めています。

ノーレイティングの評価方法

ノーレイティングでは、従来のランク付け、年度単位の評価を廃止しますが、これまで以上に結果に対するフィードバックを増やし、上司との面談や社員同士の対話を通して現実に沿った目標を設定します。目標の達成内容とその業務の成果を踏まえて、総合的に社員を評価します。

ノーレイティングのメリット

(1)社内コミュニケーションの活性化

上司との対話を通してフィードバックが行われるため、社内に密なコミュニケーションが生まれます。

(2)外的要因に合わせて目標の修正が可能

常日頃の業務を通してフィードバックを行うため、双方が納得のできる目標設定ができ、会社側にとっても外的要因に合わせて目標を修正できるため生産性も上がります。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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