こんにちは。digireka!HR編集部です。近年、多くの企業がWantedlyを活用して採用に成功しています。今回は、Wantedlyを活用した採用事例10選、事例から見る採用成功のポイントをご紹介します。
Wantedly(ウォンテッドリー)とは
Wantedlyは、給料や待遇などの条件ではなく、やりがいや環境で求人者と求職者をマッチングする、新しい形のSNSに特化した採用サービスです。自社の魅力をアピールすることで、仕事を自己実現の場と捉える優秀な若手人材を集めることができるのが特徴です。
年々利用する企業は増えており、ベンチャー企業から大手企業、NPOまで幅広く利用されています。
Wantedlyを使った採用事例10選
株式会社ヒトカラメディアの事例
株式会社ヒトカラメディアは、『「働く場」と「働き方」からいきいきとした組織/個人を増やす』というビジョンを実現すべく、オフィス移転時のの選定・仲介支援や、オフィス内装のプランニングや軽井沢への別荘購入や移転の支援などを担っている会社です。2013年の5月の創業から1年が経ち事業が拡大していく中で、新たなメンバーを採用するためにWantedlyでの採用を開始しました。
結果、直接採用のプランナー、セールス、マーケッター9人、業務委託の2名の計11名の人材を採用することに成功しました。また、実際には採用には至らなくても、事業のパートナーとして新たな受注に繋がるなど、採用を超えた協業関係を結ぶことにもつながりました。
Wantedlyは他の求人媒体と比較して、募集要項や会社ページがカルチャーマッチを重視した作りになっているため、「いかに会社のカルチャーに共感して、一緒に創っていきたいと思ってくれるか」を重視する同社と相性が良かったそうです。
株式会社ドリコムの事例
株式会社ドリコムは、「ゲーム事業」「広告・メディア事業」を中心に、モバイル向けコンテンツの企画や開発を行っている会社です。人材紹介を使った採用を行っていた同社は、「採用要件に合う人材に会う事」が課題でした。ゲーム事業のみならず、数々の新規事業を立ち上げており、変化に柔軟に対応できる人材の採用を進めたかったそうです。
そこで、Wantedlyの利用を開始したところ、10ヶ月間の運用で4名のエンジニアを採用することに成功しました。募集要件とのミスマッチが課題でしたが、自由記述ができる募集作成で他媒体ではできないようなアプローチができ、技術力を重視した採用を行うことができたそうです。
株式会社i-plugの事例
株式会社i-plugは、自分たちの子供が使ってくれるサービスを』という合言葉のもと、新卒ダイレクトリクルーティングサービス、『OfferBox』を展開している会社です。『将来を担う若い人財の可能性を広げるつながりを提供し、個人の成長と企業の発展に貢献する』を理念に掲げ、2012年4月に創立しました。
創業から1年半、サービスも軌道に乗り始め、創業メンバー3人以外に新たなエンジニアの採用を目指してWantedlyの利用を開始しました。初めての募集は応募が一件のみだったものの、何度かPDCAを回し、応援機能によってSNSでの拡散を図ったことで、運用から2年、CTO、マーケッター、エンジニアを含む計12人の採用に成功しました。
トレスイノベーション株式会社の事例
トレスイノベーション株式会社は、2015年1月に設立したWebサイトの企画・制作・運用などを請け負うWeb開発企業です。創業当初は、大手企業が運営する先行投資型の採用媒体を利用していました。しかし自社サービスを持たない同社にとっては、テンプレートな内容しか記載できない従来の採用媒体での打ち出し方に課題を持っていました。
そんな中、Wantedlyの利用を開始したところ、効果的なスカウト機能の使い方の甲斐もあり、2ヶ月ほどでWebコーダーとエンジニア1名ずつの採用に成功しました。Wantedlyのスカウト機能は「なぜあなたと会いたいのか」を他媒体より自由に書けることから、求職者も会社の雰囲気を文面で感じたうえでコミュニケーションを開始できる点が良かったといいます。
株式会社JIN-Gの事例
株式会社JIN-Gは、『Enjoy Your World! 世界を愉しむビジネスパーソンをもっと増やそう!』というミッションのもと、組織人事コンサルティング・国内研修・海外研修・セミナー運営の事業を行っている会社です。同社は、人事経験だけでなく多様な経験をしてきた人を採用したいと考えていました。しかし、従来の採用媒体ではまず職種でフィルタがかかってしまうため、人事以外の経験がある人材にアプローチができていませんでした。
そんな中で、Wantedlyの利用を開始したところ、約1年半の運用を通して2名のビジネスメンバーと8名のインターンを採用することに成功しました。マーケティング会社を個人で経営していた人や、ニューヨークで働いていたアメリカ人など、経験豊富な人材の獲得につながり、今はビジネスチームの責任者、新規事業部の中心メンバーというキーマンとして活躍しているそうです。
事業に対する思いや求める人材を伝える内容をベースに、コンサルタント、新規事業立案など様々な条件に特化する形で募集要項を複数掲載し、社内での応援によって募集を拡散したことが採用成功の決め手になったといいます。
株式会社インテグリティ・ヘルスケアの事例
株式会社インテグリティ・ヘルスケアは、「ヘルスケアのReDesign(リデザイン)」をビジョンに、2009年10月に設立された会社です。国内のみならず、海外にも日本のホームケア・クオリティを活かしたITプロダクトを提供しています。『会社の想いや理念にフィットしているかどうか』という点を重視して採用活動を行っているという同社は、会社の魅力を上手く伝えるプラットフォームがないことに課題を感じていました。
そんな中、Wantedlyなら、採用媒体の枠を超えて、プロダクトがなくても会社の魅力を伝える広報ツールとしても活用できるということを知り、導入を決めたそうです。
8ヶ月ほどの運用で5つの募集を公開し、ビジネスストラテジーとマーケティングの職種それぞれ1名ずつの採用に成功しました。当初の課題として挙がっていた、『当社の魅力を上手く伝えるプラットフォーム』に関しても、Wantedlyサービス内の会社ブログやインタビューなどを有効に活用することで解決できたといいます。
コーチ・ユナイテッド株式会社の事例
コーチ・ユナイテッド株式会社は、マンツーマンレッスンをいつでも受講できる講師と受講生のマッチングサイトを運営している会社です。かつては採用媒体や人材紹介を使った採用を行っていた同社は、掲載料や成果報酬などのコストがかかりすぎることや、会社の知名度が低いためコストの割に応募が集まらないことに課題を感じていました。
そこで、Wantedlyの利用を開始したところ、エンジニアも含めて26名を採用することに成功しました。他媒体と比べて応募者の数が圧倒的に多かったことが導入の決め手になったそうです。また、コスト面に関しても、Wantedlyは月額3万円から無制限に募集を掲載でき、成果報酬も発生しないため、コストを抑えて採用することができたといいます。
TIS株式会社の事例
TIS株式会社は、SIer(システムインテグレーター)として40年以上、銀行を始めとした金融業、大手メーカーを含む製造業、サービス業・公共・カードなど様々な業界の大規模システム構築を行ってきた会社です。社員数6000人を超える同社では、人材紹介会社などを通じてえた候補者を人事部門が取りまとめ、社内の各部署に配置する形で採用活動を行っています。
数多く存在する部署の中でも、専門的な技術戦略を担う戦略技術センターの人材要件は特に技術的専門性が高く、紹介会社から人材を提案される機会が少ないため、待っているだけでは中々採用ができないという課題を抱えていました。そんな時、Wantedlyでは候補者のプロフィールにそれぞれの専門性が記載されていること、なおかつ自分たちの情報を積極的に情報を発信していけることを知り、同センターでの導入を決定したそうです。
結果、10ヶ月の運用で専門性の高いエンジニアを2名採用することに成功しました。募集要項やエンジニアのインタビュー記事の中で、同センターの独自の技術的な取り組みを発信できたことが良かったといいます。
株式会社ユニラボの事例
株式会社ユニラボは、「すべては便利のために」というミッションのもと、日本最大級の発注業者比較サービス「アイミツ」を提供している会社です。1,000以上のカテゴリー、約7万社以上の掲載企業から、最適な発注業者を選定でき、あらゆる業界・ジャンルの業者を自社分析データによりおすすめ業者の選定、見積もり取得のサポートを行っています。
以前は人事体制が整っておらず、採用活動になかなか時間を当てられていなかったという同社は、企業の存在が認知されていないことや、社風を発信できていないことに課題を感じていました。
そこで、Wantedlyの利用を開始したところ、半年間の運用でハイクラス人材2名の採用に成功しました。募集やフィード掲載、スカウト機能をフル活用したことで、自社の認知度拡大につながったといいます。
株式会社クレスティアの事例
株式会社クレスティアは、2016年に創業開始した、WEBのコンサルティングや自社サービスの開発を行う会社です。以前はスキル面に特化したサービスを利用していたものの、少人数組織にとって大切な要素である「パーソナリティ面」でのミスマッチが目立っていました。同社が求める「ベンチャーマインド」を持つ人材との出会いに恵まれず、採用につながらないことが課題だったといいます。
エンジニアが経験者・未経験者合わせて4名、デザイナー1名、事業運営リーダー1名の採用に成功しました。Wantedlyの持つフィード機能が導入の大きなポイントとなったといいます。スタッフインタビューや、社内イベント、従業員目線での会社紹介など、細かい内容の記事を定期的に更新し、候補者に会社の雰囲気や風土を理解してもらったうえで会えたことが、カルチャーマッチする人材の採用につながったそうです。
事例から見る採用成功のポイント
(1)定期的な募集記事やフィードの公開
多くのユーザーの目に留まるためには、募集記事やフィードを定期的に公開することが大切です。
Wantedlyの募集記事の書き方に制限はなく自由に記述できるため、様々な角度からのアプローチが可能です。募集記事は有料プランの場合無制限で作成することができ、多くの企業は2週間に1度、少なくとも1か月に1度のペースで公開しています。Wantedlyでは募集記事を掲載してからしばらく経つと、SNSのタイムラインと同じように段々と見られなくなるため、定期的に更新することが大切です。
フィードでは、日常の様子やメンバーの紹介、会社のストーリーなど、募集記事では伝わりきらない会社の魅力を発信しましょう。応募の段階で候補者に会社の雰囲気やビジョンを理解してらうことで、入社後のミスマッチを減らすことができます。
より多くのユーザーに閲覧してもらうポイントは、求職者の興味を引く情報を発信することです。自分自身が求職者の立場になり、どういった情報を発信している企業に興味を持つかを考えてフィードを作成するように心がけましょう。
(2)効果的なスカウトの活用
Wantedlyで応募者を増やすためには、効果的にスカウトを送ることが重要です。
ユーザーごとに文章を考えてメッセージを送った方が返信率が上がります。不特定多数のユーザーに送ることを前提としたメッセージは、どうしても個人個人の特性に触れられないため、当たり障りのない、かつ企業側の都合しか述べられていない文面になってしまいます。相手のプロフィールや興味を持っている分野を事前に確認し、メッセージの中に組み込むようにしましょう。
また、Wantedlyのユーザーは、なぜやるのか、どうやってミッションを達成するのか、実際なにをするのか、に強い興味をもっていることが多いです。ミッションや働き方、事業内容などをメッセージの中で魅力的に伝えることを意識してみてください。
(3)メンバーの応援
Wantedlyに掲載されている募集記事には「応援する」ボタンがあり、そのボタンをクリックすることによって、TwitterやFacebookなどのSNSにシェアすることができます。
自分が勤めている企業や自分の知り合いがいる企業の募集記事をSNSにシェアすることで、応募者が増える可能性が高まります。また、たくさんの応援をされている求人情報は、Wantedly内の「今週のおすすめ」に表示される確率が高まり、Wantedly内での露出を高めることが可能です。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、Wantedlyを活用した採用事例10選、事例から見る採用成功のポイントをご紹介しました。Wantedlyを活用することで、中小企業やベンチャー企業でも優秀な人材を獲得することに成功しています。ぜひ、今回ご紹介した成功事例を参考にWantedlyの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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